走行時の負圧で、内部の熱気を強力に吸い出す
ディフューザー TYPE8
走行時の負圧を効果 的に利用して、ヘルメット内部の熱気を強力に吸い出す画期的ベンチレーションシステム。頭頂部6ケ所に設けられた穴は、前方2ケ所がエアーイン、後方4ケ所がエアーアウトになっています。前方のスイッチ調節で、外気の導入・停止を行います。後方のシャッターは、排気・停止だけでなく、コンディションに応じた流量 調節も可能です。また、TYPE7に比べ、スタビライザーノズルを前方に移動。これによりダクト1つに1ケ所のノズルという設定になり、スムーズに大量 の空気を流通できるようになりました。インテーク側には、エアーフローバルジを新設計し、前方吸気の静粛性を高めました。  

 

●走行中にシャッターの操作を行うには、ハンドルから手を一時的に離さなければならず、オートバイ操縦に支障をきたす恐れがあり危険です。シャッターの操作は、オートバイが停止状態の時に行ってください。
●帽体やライナーの通気穴を削って大きくしたり、ドリルで穴の数を増やす等の改造は、ヘルメットの安全装備としての機能を大幅に低下させます。大変危険ですので、絶対におやめください。
●排気側のディフューザーシャッターを可動範囲以上に動かすと、シャッターの固定部分が破損する恐れがあります。また、ディフューザーは、強力な両面 テープで固定されていますので、無理に剥がそうとすると、ディフューザーが破損する恐れがあります。
●ヘルメットを落としたり、逆さまにして地面に置いたり、持ち歩く際にドア等にぶつけたりすると、ディフューザーが破損しますのでご注意ください。また、ヘルメットを収納できるオートバイにヘルメットを入れる時は、以下の点にご注意ください。
●ヘルメット収納部にディフューザーが収まるスペースがない場合、シートや蓋をバン!と閉じた瞬間、ディフューザーに衝撃が加わって破損させる恐れがあります。
●ヘルメットを上下逆さまに収納するタイプのオートバイでは、常にヘルメットの重量 がディフューザーに加わって破損させる恐れがあります。
●気温が高い日に収納スペース内にヘルメットを長時間放置すると、ディフューザーやダクトを固定する両面 テープの接着力が熱によって低下し、ディフューザーのズレや剥がれが発生する恐れがあります。収納スペースがエンジンに近い場合も、同様にご注意ください。